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予防接種

当院では、成人・小児に対しての定期予防接種や自費での任意予防接種を行っており、下記の予防接種を行っています。

  • 小児の予防接種につきましては、1歳以上のお子様から受け付けております。
  • 当院では、予防接種は完全予約制となっていますので、電話にてご予約をお願いします。
  • お申し込みいただいてからワクチンを取り寄せとなるため、ご予約いただいてから2~3日以降の接種となります。(在庫状況により、お時間がかかる場合もあります)
  • インフルエンザワクチンに関してはWeb、LINEからの予約も可能ですのでお早めにご予約ください。

2025年度から経鼻弱毒インフルエンザワクチン(フルミスト)の取り扱いを開始します。

  • 御予約は9/20(土)から開始しますが、お電話又は直接来院での受付のみとさせていただきます。
    (Web・LINEでの予約は受け付けておりませんのでご注意ください)
  • 接種開始は10/1(水)からとなりますが、接種日は月・水・金曜日の夕方のみとさせていただきます。
  • 数量限定・完全予約制での接種とさせていただき、無くなり次第終了とさせていただきますのでご希望の方はお早めに御予約ください。
  • 接種費用は7800円/回、1回接種
    ※関市在住で2~15歳までの方は助成を利用すれば5800円となります。

フルミストの詳細を知りたい方は以下のページをご覧ください。

当院で接種可能な予防接種一覧

  • インフルエンザワクチン
  • 新型コロナウイルスワクチン
  • 成人肺炎球菌
  • 麻疹・風疹混合(MR)ワクチン
  • 2種混合DT(ジフテリア・破傷風)ワクチン
  • 日本脳炎ワクチン
  • 水痘(水ぼうそう)ワクチン
  • HPV(子宮頸がん)ワクチン
  • 帯状疱疹ワクチン

予防接種の説明

インフルエンザウイルスワクチン

毎年10月頃からインフルエンザワクチン接種がスタートします。接種可能な時期になりましたら当院のHPにお知らせを掲載します。

費用(2025年度)

6ヶ月~13歳未満(2回接種):1回2500円
※関市在住の方は助成を利用すれば1500円になります(要委任状)。
13~15歳(中3まで、1回接種):3000円
※関市在住の方は助成を利用すれば2000円になります(要委任状)。
16歳~65歳未満(1回接種):3500円
65歳以上(1回接種):3500円
※関市在住の方は助成を利用すれば1500円になります。
※関市以外にお住まいの方は、各市町村が発行する予診票をご持参いただくと各市町村で決められた自己負担額になります。

経鼻弱毒インフルエンザウイルスワクチン(フルミスト)

フルミストとは?

従来のインフルエンザワクチンはワクチンを注射で接種しますが、フルミストは、鼻にスプレーするタイプの生ワクチンです。生ワクチンであるため、弱毒化されたインフルエンザウイルスが鼻の粘膜から体内に入り、自然な形で免疫を作る仕組みです。通常のインフルエンザワクチンと同様に、インフルエンザに対する予防効果を発揮します。
アメリカでは2003年に承認され、ヨーロッパでも2011年に承認されていますが、日本では2024-2025シーズンから国内承認が始まったばかりです。

フルミストの特長
  1. 痛みがない
    フルミストは注射ではなく、鼻腔にスプレーするだけなので注射による痛みはありません。注射を嫌がるお子さまでも安心して接種できるため、接種をスムーズに行うことが可能です。
  2. 接種回数が少ない
    従来の注射型のワクチンは13歳未満のお子さんに対して2回接種が必要になりますが、フルミストは1回接種だけで十分な効果が得られます。
  3. 効果の持続期間が長い
    フルミストは生ワクチンであり、接種後2週間でワクチンの効果が得られ、約1年間効果が持続するとされています。従来の注射型ワクチンの効果は約5ヶ月とされているため、長期間の予防効果が期待できます。
  4. 流行の株以外も予防してくれる
    ワクチン株以外の株に対しても予防効果があると言われています。
フルミストの接種対象者

フルミストは、2歳以上から19歳未満までの方が接種対象となります。

接種を特におすすめするのは

  1. 注射が苦手な方
  2. 受験生(受験の時期までワクチンの効果がしっかりと持続するため)
  3. 従来のインフルエンザワクチン注射をしているのに毎年かかってしまう方
接種できない方
  • 2歳未満のお子さま
  • 妊娠中の方
  • 重度の喘息をお持ちの方
  • 免疫不全や抗がん剤を使用している方
  • インフエンザの成分(鶏卵、ゲンタマイシン、ゼラチン、アルギニン)に対して重度のアレルギーがある方
  • アスピリンを内服されている方

上記に当てはまる方は従来の注射型インフルエンザワクチンの接種が推奨されます。

フルミストの接種後の注意点

フルミストを接種した後は、しばらく鼻水が出ることがありますが、これは通常の反応です。また、接種後1~2週間で免疫が形成されますので、その間はインフルエンザの流行地域に行く際や、体調管理に注意することをおすすめします。接種後は安静にし、体調が変わった場合にはすぐにクリニックへご相談ください。
また妊娠している人が近くにいる、免疫不全の人、乳児が近くにいるとうつす可能性があるため1〜2週間は濃厚な接触を控えてください。

早めの予約をおすすめします
  • 数量限定・完全予約制での接種とさせていただき、無くなり次第終了とさせていただきますのでご希望の方はお早めに御予約ください。
  • お電話又は直接来院での受付のみとさせていただきます。
    (Web・LINEでの予約は受け付けておりませんのでご注意ください)
  • 接種費用は7800円/回、1回接種
    ※関市在住で2~15歳までの方は助成を利用すれば5800円となります。

従来の注射型インフルエンザワクチンはWeb、LINEでの御予約も可能です。

新型コロナウイルスワクチン

新型コロナワクチンの全額公費による接種は、2024(令和6)年3月31日で終了となっています。2024年4月1日以降、新型コロナワクチンは予防接種法上の「特例臨時接種」から季節性インフルエンザと同様の「定期接種」に位置付けられました。
関市では2025年10月1日から2026年3月31日までの間、対象者には予防接種費用の一部の補助がおこなわれております。
対象は65歳以上の高齢者と、60歳から64歳で基礎疾患がある重症化リスクの高い方となっています。対象以外の方は自費の任意接種として受けることができます。

費用

一般(12歳以上)1回 16,500円
65歳以上 1回 4,500円(関市助成あり 2026年3月31日まで)

肺炎球菌ワクチン

肺炎の原因は肺炎球菌によるものが最も多く、風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などに合併することがあります。日本人の死因として肺炎は長く上位を占めており、肺炎による死者の約90%は高齢者であることから、高齢者の肺炎球菌ワクチン接種が推奨されています。

関市助成対象の方 3,000円
1回あたり。
任意、自費の場合
8,800円

麻疹・風疹混合(MR)ワクチン

小児の定期予防接種であり、第1期を1歳から2歳未満の間に接種し、第2期を5歳から7歳未満で小学校就学前の1年間(年長児)の間に接種します。

費用

定期予防接種の場合 無料
1回あたり。
任意、自費の場合
9,900円

2種混合DTワクチン

ジフテリアと破傷風を予防するための小児の定期予防接種です。四種混合ワクチンの補うために11歳から12歳未満の間に接種します。

費用

定期予防接種の場合 無料
1回あたり。
任意、自費の場合
5,500円

日本脳炎ワクチン

小児の定期予防接種であり、第1期初回を3歳から4歳未満の間に1~4週の間隔をおいて2回接種し、その後1年あけて第1期追加を1回接種し、第2期を9歳から10歳未満の間に1回接種します。

費用

定期予防接種の場合 無料
1回あたり。
任意、自費の場合
6,600円

水痘(水ぼうそう)ワクチン

小児の定期予防接種であり、1歳から1歳3ヶ月未満の間に1回接種し、6~12ヶ月の間隔をおいてもう1回接種します。

費用

定期予防接種の場合 無料
1回あたり。
任意、自費の場合
8,800円

HPV(子宮頸がん)ワクチン

子宮頚がんはヒトパピローマウイルス(HPV)感染によって生じることがわかっており、子宮頚がんワクチンを接種することが予防につながります。20〜30代の女性が罹患するがんの中で子宮頚がんは最も多く、日本では近年30〜40代の女性の発症が増加しています。HPVワクチンは小学6年生から高校1年生の女子を対象に定期接種が行われています。

費用

定期予防接種の場合 無料
シルガード 30,000円(1回あたり。任意、自費の場合)
ガーダシル 18,000円(1回あたり。任意、自費の場合)

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は水ぼうそう(水痘)と同じウイルスが原因で発症します。水ぼうそうウイルスは一度感染すると、その後も神経内に潜伏しており、加齢や疲労、ストレスなどにより免疫力が低下すると再度ウイルスが増殖することで発症します。ピリピリした痛みと、水ぶくれを伴う赤い発疹ができる帯状疱疹は、皮膚症状の改善後も激しい痛みが残る帯状疱疹後神経痛を発症することがあります。帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹発症予防に加え、重症化予防、帯状疱疹後神経痛発症予防に効果が期待できます。
不活化ワクチンであるシングリックスは1回目接種した後、2ヶ月後に2回目の接種を行います。
2025年4月から帯状疱疹ワクチンの定期接種が開始されております。対象となるのは以下の方です。

  1. 年度内に65歳を迎える方
  2. 60歳から64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害を有する者で身体障害者手帳1級に相当する方
  3. 年度内に70、75、80、85、90、95、100歳となる方(令和7年度から令和11年度までの5年間の経過措置)
  4. 100歳以上の方(令和7年度のみ対象)

費用

定期接種(助成あり)の場合
1回あたり。
助成ありの場合

6,500円

1回あたり。
任意、自費の場合
22,000円